19日にBSフジは、民法BSデジタル放送で初めて一部種目を生中継する東京五輪関連番組のキャスターに、かっての深夜のスポーツ番組の顔として活躍していた二人に白羽の矢を立てた。

1人目は、女子アナブームの火付け役の一人でもあり、プロ野球ニュースの顔として、長年活躍後、94年に古田敦也氏との結婚を期にフジを退職した中井美穂さん。

ここ数年の中井さんのスポーツキャスターとしての活躍ぶりは、TBS世界陸上のイメージが媚びりつくほど強くなった。

その世界陸上が放送されている裏では、視聴率でライバルになるだけに、野球の事が何もわからない所からのスタートから、中井さんを育ててきたフジテレビ関係者は歯がゆい思いをしていたらしいほど、スポーツ番組でも、それ以外でも、フジテレビの”ここぞ”という生放送で、度胸を買われて、常に起用されていた看板アナだっただけに人徳(人望)があったのは確かだと思う。

2人目の、内田恭子さんは、FNNスーパーニュースのフィールドキャスターからのスタートで、同期の花形女子アナ?の大橋マキさんが、入社1年目からあっという間に大ブレイク(私はその当時、彼女の事は快く思っていなかった。)。

局が大橋アナを、「新しい顔」として売り込もうとしていたが、たったの2年で退職と同時に、同じプロ野球ニュース2000を担当していた、宇田麻衣子アナ、荒瀬詩織アナとまとめて2001年3月で退職してしまった事が影響か分からないが、地上波のプロ野球ニュースは2000年で幕を下すことになる。

そのプロ野球ニュースの後任番組となる、2001年4月~のすぽると!で内田恭子アナ、梅津弥英子アナ、安藤幸代アナらのすぽると3人娘の中でも、うっち~は軸となり、5年間すぽると!の女性キャスターのパイオニアとして、後任の平井理央アナにバトンを渡すまで頑張ってきた。

それ以外でも、うっち~は、ジャンクスポーツ、FOOTBOOL CXののMCを務めたり、スポーツをはじめ、看板アナの1人として活躍してきたのは、二人のフジテレビ在籍時が被ってないことから、長年女子アナファンをやっていた人ならうっち~の方は、中井さんより時期がそれほど立ってない分、記憶に新しいのでは?と思う。

この二人が抜擢されたことについて、どうして現役の局アナを使わないの?と不思議に思ったりもしたし、
中井さんと若いアナウンサーが、コンビを組み司会をする事で、経験を積ませたり(育成したり)してもいいのでは?と思わざるをえない部分も正直ある。

けれど、フジテレビを代表していたスポーツ番組の「プロ野球ニュース」と「すぽると!」のパイオニア的な、女子アナで、看板アナのポジションを務めたこの二人がコンビを組む事による科学反応により、新しい「何か?」がある事を期待しての抜擢かもしれないので楽しみです(^-^)。